2010年2月1日月曜日

中国の税関もがんばってます。

こんにちは、

プロシード国際特許商標事務所
弁理士の鈴木康介です。

今日は、中国の税関もがんばっているという話です。

以下は、JETRO北京センター知的財産部のニュースです。
「全国の各税関は2009年、知的財産権侵害案件65,192件を摘発した。侵害の疑いがある貨物1億8100万点が差し押さえられ、金額にしては3億7千万元に上った。29日、税関総署の関係者への取材でわかった。
 税関総署は去年の6月1日から12月31日まで、各地の税関で郵送物を対象に知的財産権保護の特別キャンペーンを展開し、侵害が多発する一部の郵送物に対する重点検査を強化した。速報値によると、キャンペーン期間中に侵害案件37,784件を摘発し、261万9600点で総額6194万5千元の物品を差し押さえた。」

 昨年摘発された知的財産権侵害案件の金額は、約3億7千万元(約48億円)だそうです。

 思ったより多いと感じる方も、少ないと感じる方もいるかと思います。

 ただ、このように税関によって差し押さえをするためには、中国国内で知的財産権を持つ必要があります。

 特に、税関職員が見つけやすい商標権や、外形専利権(日本の意匠権)が有効だと聞いております。

お読み頂きありがとうございました。

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